マイルチャンピオンシップ

秋のトップマイラーを決するマイルチャンピオンシップ。レースのデータや名馬・名場面を振り返ってやるぞ。管理人馬場の観戦記レポートもチェキラしてな。

秋のTOPマイラーは?マイルチャンピオンシップ

秋の古馬マイル王を決める決定戦として1984年に始まったG1レース。それがマイルチャンピオンシップだ。

春の安田記念とともに1,600mの勝馬を決定する興味深いレース。出走条件はサラ系3歳以上で、1998年からは外国馬の出走が認められた。ただし、外国馬が優勝した実績はまだないんだぞ。

G1レースのなかでもどちらかと言えば、短距離競走の色合いが強いね。出走馬の顔ぶれをみても、短距離での実績馬はもちろんのこと、クラシック中心に活躍してきた馬や天皇賞・秋に出走した馬なども参加することもあって、なかなか楽しめるレースだ。

2004年には、国際G1に格付けされたよ。

あのレースはスゴかった!主な優勝馬と名場面

  • 1989年勝馬:オグリキャップ
  • 2003、04年勝馬:デュランダル
  • 2013年勝馬:トーセンラー
  • 1991、92年勝馬:ダイタクヘリオス
  • 1997、98年勝馬:タイキシャトル


1989年のマイルチャンピオンシップもまた熱かった!名馬オグリキャップと、前哨戦スワンSを快勝してきたバンブーメモリーの一騎打ち。

ともに圧倒的な人気を誇る2頭の戦いぶりが目頭を熱くしたものだ。ゴール直前の熾烈な攻防。軍配はわずかハナ差でオグリキャップに上がったが、それでもバンブーメモリーの非の打ちどころのない走りは、観戦したものたちの、まぶたに永遠に焼き付いたことであろうよ。

オレが度肝抜かれたのが、デュランダル。連覇を達成した名マイラーだぜ。この2年とも海外出張だったんで生で見られなかったが、最後の直線でVTR右画面から突如現れた鬼脚にはびびったもんよ。

2連覇目の1998年、タイキシャトルなんて、2着以下に5馬身差の楽勝も楽勝だよ。90年代のトップマイラーとはこいつのことさ。

連敗ストップだ、馬場よ!
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いやあ、今秋のG1はよく荒れるのう…。振り返りたくもないが、ここまでの配当を見てみようか。

※馬連の馬番・配当のみ記載

  • 秋華賞:3-7 3,550円
  • 菊花賞:3-11 3,510円
  • 天皇賞・秋:8-12 2,420円
  • エリザベス女王杯:3‐9 13,710円

今年は荒れる!秋のG1戦線

天皇賞・秋は1番人気のモーリスが優勝でさほどでもないかもしれないが、2着のリアルスティールは7番人気。これは難しかった。もう負けられない!マイルCSを東京競馬場で観戦

「っていうか、今年のG1は3から買えばいいんじゃない?馬場ちゃん?」

声の主は同僚のT口。既報通り、今回のマイルCSでこの東京競馬場に同行してきた。言うまでもなく、オレは呼んでいない。しかし、T口よ。家族サービスはいいのか?日曜だぞ?

「馬場ちゃんじゃ当たらないから、オレが予想を代わってやるんだって」

「…」。ホント、いちいち気に障ることばかり言う。結局、「馬場ちゃん」呼ばわりだし。

「なあ、ぐっさん。馬場ちゃんはやめてくれよ。間抜けみたいじゃないか」

「そんなに当たらなきゃ、間抜けだろう?」

「(怒)…」

まあ、いい。とりあえず今日1日は勘弁してやろう。その代わりな、オレに考えがなくもない。

「ぐっさん、オレが当たったら、馬場ちゃんはやめろ。いいな!」「…。そんなに怒るなって…。わ、分かったよ…」

オレの剣幕がすごかったのか、T口の減らず口はとりあえず封じ込めた。きょうは妙にいい天気だ。しかも暖かい。昨日の雨がうそのような快晴。

しかしな、先週のエリザベス女王杯、あの裁決(ジャッジ)はない。福永祐一騎手の騎乗は降着ものだ。今でも思う。

JRAの職員さんはただでさえ高給取りなのだから、しっかりしてもらわなければ困るんだよな。別に馬券でメシを食っているオレではない。ただ先週のそれこそ、2006年エリ女の1着入線12着降着カワカミプリンセス並みだぜ。まあいいや。

「でさあ、馬場ちゃん。飯食おうよ?」「食わねえよ!忙しいんだ、オレは!」

本当に調子を狂わせるやつだ。黙ってろ、オカルト馬券師が!さてさて気を取り直して、「前哨戦を斬りまくる」だぜ。

斬る斬る斬る!前哨戦を斬りまくる

マイルチャンピオンシップの前哨戦としては、以下のものが代表的だ。

  • 富士S
  • スワンS
  • スプリンターズS

では一つひとつ、見ていこうか。

  • スワンS

前半が800mが46秒超の遅い流れ。勝ったサトノアラジンは後方待機で、大外から上がり33秒台の末脚を繰り出し後続をシャットアウトした。

中団から伸びたのは2着のサトノルパン。とにかくアラジンのレース内容が秀逸だった。フィエロはスタート後つまずいて9着。ちなみに「サトノ…」という名の馬はセガサミー代表が馬主なんだ。

  • 富士S

ラスト3ハロンが34秒台の瞬発力の勝負。勝ったヤングマンパワーはインの3番手あたりをキープし、そのままゴールした。2着イスラボニータは酷な斤量58キロで2着入線。ガリバルディは5着に追い上げた。

  • スプリンターズS

ミッキーマイルはマイペースの逃げを打ったが、最後はアタマ差の2着に粘る。

さて、やはりスワンSのレベルはなかなかだった。サトノアラジンは外せないよな。

  • 馬場の格言その1:【サトノアラジンは外すわけにはいかない】

フィエロは相変わらずのゲート難。ただ発馬五分で巻き返しがありそうだな。

  • 馬場の格言その2:【フィエロはスタート決めれば面白い】


やはりイスラボニータもいい。やはりこの馬、マイラーだな。G1馬(皐月賞馬)だし。有力馬の1頭だよ。

ここまでマイル戦連勝中のヤングマンパワーも面白い存在だ。本番のレース展開を鑑みるに、ガリバルディの差し脚が台頭か?

  • 馬場の格言その3:【昨年3着のイスラボニータ、ヤングマンパワー、ガリバルディの富士S組に注目】

イスラボニータはスペイン語ですなわち「美しき島」。まあ、だからなんだ?って言われても仕方ない。失礼。

「おーい、馬場ちゃーん!」

T口よ、ちゃーんと伸ばすなっていうの!なんなんだ、15時回ってるぞ!本番間もなくだぞ。そもそも、よりによってなんで男2人で競馬場に来ているんだ。

「はい、フランクフルト!」「あ、ああ、ありがとうな」

T口にごちそうになってなんなんだが、男2人でフランクフルト…。しかも40代の2人…。

「腹が減っては、だよ。ば・ば・ちゃ・ん!」。スタッカートで呼ぶなッッッッッッッッッッ!

「京都競馬場行きたいな、馬場ちゃんよ」「ぐっさんは家族みんなで行ったらんかい!!!!!!!!」

T口またもやオカルト馬券か?

モニター前、最前列ゴール近くを陣取っていたオレらに、周りの方々の冷たい視線が注がれた。やべえやべえ、久しぶりに興奮してしまった。さて、パドックから本場馬入場だぞ。おお、オレの推奨馬、返し馬最高じゃないか!結構自信があるぞ、今回も。

しかしこのT口の馬券が気になる。またもやこいつのオカルト馬券かね?今は自分の予想に邪念が入るから、聞かないでおこう。

「馬場ちゃーん、最近怒りっぽいな」「ぐっさんよ、もうレース間もないんだ。ここは黙って見ようぜ」

「馬場ちゃん、野茂英雄の野球解説みたいだな」「…」

しっかし、プロ野球ネタがマニアックで知られているオレだが、T口はなんでそんなことを知っている?おっと、そんなことはどうでもいい。危なくグーで殴ってやろうかと思ったが、我慢我慢。さあ、スターターが台に登ったぞ。JRA屈指の名曲と言われる京都競馬場のファンファーレがこだまする。新聞をたたいて拍子をとる観客の皆さん。おなじみの光景。

馬場にもう連敗は許されない。今回も自信度十分さ。スタートだ!

ファンファーレそしてゲートが開き、スタート!まさかの悪夢が再び…

案の定、ミッキーアイルが外枠から押して押してハナに立つ。これは予想通り。ミッキーの逃げならそれほどハイペースにはならない。これも思惑通りだ。前半4F46秒台で平均的な流れ。さあて、オレの馬たちよ。どこだどこだ、どこにいる。

おお、イスラボニータよ。7番手キープ。蛯名騎手、先週の借りを返そうぜ。サトノアラジンも先行勢を形成だ。いいぜ、いいぜ。ヤングマンパワーも戸崎騎手フィエロも、天才武豊騎手のディサイファも、ガリバルディもそこだ、そこ。じっくりじっくり…。

さあ、最後の直線に入った。追い出しはまだまだ。京都の直線はラスト2Fで仕掛けるんだぜ。ところが信じられない光景がッ。ミッキーアイルが外によれて4頭くらいを妨害しているじゃないかよう…。そのままミッキーが逃げ切り優勝?

おいおい、絶対斜行降着だぜ、これ。先週に続いて審議だよ。いやあ、さすがに周りのブーイングがすごい。オレのイスラとディサイファ、サトノアラジンまで迷惑かけられた。絶対失格だ、浜中騎手よ。

「よし!」。なぜかT口がガッツポーズしている。まさかこいつ、的中?まあいい。「ぐっさんよ、これはな失格までありうるケースだ。ミッキーは分からんぞ」

「えっ、そうなの?」と、きょとんとしているT口だ。

「そうなんだ。まだ分からないのだ」。しかし…。結局、到達順通りに確定とは。本当にやっていられない。オレが裁決委員だったら、ミッキー失格で浜中騎手は1年間の騎乗停止もんだで。

「えっ?オレ的中?やったぞ!」

T口は渾身のガッツポーズだ。「で、馬場ちゃんは?」「お前は黙らんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

T口的中?馬場外れる…

もう血が上っている。やばいやばい。踵を返して駅に向かおうとした。「馬場ちゃん、帰るの?おごるよ」「いや、おごらんでいい!で、ぐっさんよ。馬券見せろや」

「盗まないでな」。誰が盗むか、T口の馬券なんか。疑いの目をオレにかけながら、馬券を見せてもらった。

馬単16-8の1点勝負!こいつ…。オカルトではなかった今回のT口の馬券。

「イスラボニータすなわち美しい島だもんな。オレたち、スペイン語圏の研究者だもん」

「で、ミッキー?」「ああ、ウチのカミさん、美紀子だからね。フフッフ」。たしかに。オレは結婚式に出ているし、結構T口家にお邪魔してこの奥さんにはお世話になっている。しかしな。

「ね、オカルトじゃないよね」「お前にはゲバルトくらわしたろうか!!!!!!!」

東京競馬場のゴール番近く、最前列でオレはT口に卍固めをかけてやった。周りの皆さまが止めに入ってきた。

「おまえなんかな、このまま病院送りじゃ!」「馬場ちゃん、やめておくれよう」。しょうがないから固めをほどいてやった。

「ウチに来る?『馬場さん、家に招きなよ』って料理つくっているんだ。ミッ・キーが」「ミッキー、ミッキーうるさいんじゃ!」

でもな、いい加減紅ショウガ多めにも飽きたオレ。しぶしぶ、お相伴にあずかることにした。

「ねえ馬場ちゃん、うちのカミさん、美人だよな?」「美しい、美しい…けど、もうその言葉は聞きたないけんが!」

最後に飛び蹴りくらわせて、T口の最寄り、京王線は下高井戸駅に2人で向かった。胸反らすT口は、オレの肩をポンポンと叩いている…。

「実はさ、浜中騎手?オレの遠縁の義理の息子なんだよ」「えっ?初耳だ?」

「今回のは神のお告げかもな」「(怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒)」

ホームに落とすか、お前の教授昇進にオレが失格くらわせ、降着にしてやろうか…。

【免責事項】このサイトは管理人の馬場重良が、2017年5月現在の情報を基にアップしているんだ。おすすめ3サイトを参考にするもよし、各競馬予想サイトを参考にするもよしだからな。馬券を買うのは皆さん。外れても恨みっこなしにしようぜ!
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馬場重良
(ばば・しげよし)

40代独身。競馬歴は小学校6年から32年。そう、シンボリルドルフとの出会いが競馬との出会いさ。予想家ではなく、本職は大学の准教授。担当は国際政治学で専門は「南米(スペイン語圏)の地域紛争(特にペルー・エクアドル間)」だ。なもんで顔出しはNG。ちなみにヌーノ・ベッテンコート(ギタリスト)に似ていると言われている。好きなアーティストは氷室京介に宮本浩次、草野マサムネ。作家だと谷崎潤一郎、永井龍男だね。好きな歌はベリンダ・カーライルの「Runaway Horses」。好きなバンドはマキシマム ザ ホルモンとThe Smashing Pumpkins。